雨の街角

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| 2019.03.18 Monday |
もしも…
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もうとっくに嬉しくはなくなったけど、昨日は私の誕生日だった。法務局に出かけたついでに、後輩君が誕生日のお祝いにアイスをごちそうしてくれるというので、一番好きなチェリーのアイスを買ってもらった。それを店で食べてたら事故なのか救急車が来た。その様子をぼんやり見ながら、私はふと後輩君に聞いた。

「ね、もしさ、もしもよ、自分が事故とか病気とかで、もう長くないってことになって、最後に会っておきたい人いる?って聞かれたらどうする?」

後輩「う〜〜ん、いないっすね。っていうか、もしいたとしても、嫁の手前、それは言えないなぁ」
私「けど、もう最後なんだよ。死んだらもう後のことなんて、どうでも良くない?最後くらい自分本位でも良くない?」
後輩「まぁそれもあるけど…でもやっぱり立つ鳥あとを濁さずですよ。ほら、死んだあとにラブホテルの会員カードがいっぱい出てきたら恥ずかしいじゃないですか?あれに似てますよ(笑)」
私「何か違う気がするけど。あ、でも私もかな」
後輩「でしょ?」
私「いや、私の場合、ちょっと意味合いが違うんだけど。会いたい人はいない。っていうか無理」
後輩「何?この世にいないとか?」
私「だったら、あの世で会えるでしょ。違うんだよ。私が会いたいのは、大好きだったあの頃の彼。20年前のあの彼。今の彼なんて会っても他人でしょ?そんな人に会いたくはないし」
後輩「そっか、それなら分かるかな。俺も会いたい女はあの頃の彼女だな」

その話をしながら、思い出したのは写真のこの風景だった。
私が会いたいと思った彼とよく一緒に行った神戸の43号線から2号線にかけてのこの風景。
阪神大震災でなくなった建物や新しくなった建物はたくさんあるけど、私の中ではこの景色とあの時の彼の笑顔は永遠だ。

私「結局さ、思い出は自分の中で一緒に葬るのが一番なんだろうね」
後輩「そうっすね」

という辺りで、会社から電話がかかってきたので現実に引き戻されたけど、過去へのタイムスリップはちょっとした傷みを残して去っていった。


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| 2012.03.14 Wednesday |
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| 2019.03.18 Monday |
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