雨の街角

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ある日の夕食
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この写真は数年前の今日の夕食です。
何で数年前の夕食の写真?と思われるでしょうね。そりゃそうだ(笑)

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そしてこれらはそれから数日間の夕食。
何の食事か分かりましたか?

実は数年前の11月14日午後、私は手術をしました。
それから10日間ほど入院していたのですが、その入院生活を食事とともに全部写真として記録しました。
手術室に入る数分前まで撮って、麻酔から覚めて数時間後もう撮って(笑)

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これは朝食。

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こちらは病院を退院する日の昼食。つまり最後の昼食でした。
変な話ですが、私はこの病院の食事が大好きでした。見た目も美味しそうでしょ?食べたら本当に美味しいんですよ。
病院食って美味しくないイメージがあったのですが、この病院は全くそんなことはなかったです。私は退院する時、いつも食事を持ってきてくれていた人にあてて「美味しい食事をありがとうございました。美味しすぎて病院に長居してしまいました」と置き手紙をしたほどでした。

消化器系の手術ではなかったので手術翌日の夜から普通食でした。口からご飯を食べられることの喜びを改めて知りました。
それから病院生活は、初の一人暮らしでした。一人暮らしなんて呼べないかもしれないけど、朝から夜まで一人で過ごすということは私にはなかったので、あれを初の一人暮らしと呼んでいます。
朝、看護師さんが来て、検温と採血。医者の回診がありそれ以外は自由時間。携帯にメールが入ったり電話をもらったり、同僚がたまに来てくれたり、旦那が来てくれたり。母は毎日来てくれました。感謝感謝です。

手術が決まった時は勿論のこと、この世の終わりのように思い泣き暮らしました。でもしなければ仕方ないのないものと腹をくくったら今度は準備に余念がありませんでした。病院に持ち込める小さなパソコンを買い、DVDを何十枚と買い、そしてカメラを2台、小説を10冊、着替えの服を1着(どこでも行けるように)。だから私のカバンはパンパンでした。帰る時には本が増えていたし、毎日毎日写真を撮っていたので写真も増えました。

手術をして痛かったし辛かったし大変だったけど、私は楽しい思い出だけを残すことにしました。見舞いに来てくれた母や旦那、同僚の笑顔とか気遣ってくれた気持ち、美味しかったご飯、良くして下さった看護師さんや先生、窓から見えた夜景や応援してくれているかのような夕焼けの赤色、時々外出したときの開放感…
世の中には嫌なこと、辛いこと、悲しいこと、痛いこと、そんなことが溢れているけど、そんな中にもどこか素敵なものはあるんだぞと自分に言い聞かせながらそういうものを探して過ごした数週間でした。



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| 2012.11.15 Thursday |
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| 2017.12.12 Tuesday |
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