雨の街角

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| 2019.03.18 Monday |
夏模様

夏といいながらも夕暮れ時になりふと見せる、秋の装いを帯びたこんな空が好きです。
少し秋を感じる夏の空を見ていると思い出す歌がある。
柏原芳恵の「夏模様」という歌。
この歌の作詞は微美杏里。聞き慣れない名前かもしれないけど、微美杏里とは、女優 藤真利子のペンネームで、彼女自身も何枚かのアルバムを出している。

そんな「夏模様」という歌には「心変わりした恋人がいるけれど、別れ際にいつものバス停まで送ってくれたらそのことにも気づかずふりをして手を振り別れます」というくだりの文章が入っている。

この歌が発売された当時、私は中学の時の同級生とつきあっていた。初めての恋だった。
彼とは違う高校に通っていたので休みになると、バスに乗って彼の家へ行ったり、二人で電車に乗って大阪へ行くことも多かった。
だけど彼とつきあいだして数ヶ月が過ぎた頃、見知らぬ女性から電話がかかってきた。
「あんた、人の男取ってどういうつもり?彼を返して。彼と別れてよ」と。話を聞くとその人は彼の高校の同級生で入学した当時から彼とつきあっているという。

次に彼と会った時、私はその話を彼にはしなかった。
そして彼とのキスが終わった時「あの子ともそんな顔してキスしてるの?」と一言聞いた。彼が何も言わず呆然としているあいだに私は彼の家を飛び出した。そして一人バス停からバスに乗り込んだ。彼と二人で会ったのはそれが最後だった。
見事に散った初めての恋だった。

小さな恋だったけど私には初めての恋で、大事な恋だった。
彼との恋が終わって私は変わった。全く持って良くない方に。誰も信用出来なくなったし、恋人に対する不信感というものがいつまでもぬぐいきれなくなった。学校にもあまり行かなくなった。元々学校には友達がいなかったので彼が恋人であり唯一の友達だと思っていた…のに。
再び誰かを好きになるまで、私はかなりの時間を要することになった。

私が大阪が苦手なのは、彼とよく手を繋いで電車に乗って行った大阪を見ると、あの痛い恋を思い出すからだ。大阪は苦手になったけど、この歌は嫌いにはなれなかった。
「さよなら、私はフラれますか。さよなら、夏模様」


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| 2012.08.15 Wednesday |
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| 2019.03.18 Monday |
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