雨の街角

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| 2019.03.18 Monday |
中学生の頃 1
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4月になり、新しい期が始まり半月が過ぎました。もうこの歳になると、今日が4月なのか3月なのか、よく分からないほどですが(笑)でも桜の頃になり、新しい期が始まると何か新しいことをしたいなと思うこともあります。
先日いつも行く銀行に行くといかにも新入社員らしい2人が先輩に仕事を教えてもらっていました。自分の新入社員のこともいくらか思い出すことはありますが、私が4月と聞くと思うのは学生時代の頃のことが多いです。

そこで私の高校時代のお話をつらつらと書いていきたいと思います。以前、別ブログで書いていたお話なのですが、いくらかの加筆訂正を加えながら書いていきます。写真の紹介の合間に少しずつ入れていこうと思っていますので、お暇な方は戯れの文章におつきあい下さい。
まずは私の中学時代の話からお話します。
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| 2015.04.15 Wednesday |
中学生の頃 2

高校受験の日、朝5時に起きると母はもう私の弁当を作り始めていた。
母が弁当を作りながらかけていたラジオからは、さだまさしの「関白宣言」が流れていた。いやに古い歌が流れてるなと思いながら口ずさんでいたら試験中も頭の中にさだまさしの声がぐるぐる響いてきて困った。

試験を受けに行って一番驚いたことは、学校の中にジュースの自動販売機があったことだった。自転車置き場の横にそれはあって、紙コップのやら缶のやらいろいろあった。
そんな些細なことでも、高校は中学とは違って何だか大人に思えた。
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| 2015.04.21 Tuesday |
高校1年 1.授業を受けられない日々

そろそろ、長ったらしい校長の話が終わった頃かな。
布団の中で時計を見ると午前10時半だった。入学式を私は布団の中で過ごした。つまり欠席した。
さぼった訳ではない。運悪く、入学式前日におたふく風邪にかかってしまったのだった。

結局、私が登校出来るようになったのは、入学式から10日経った頃のこと。私の組は1年11組、ふみちゃんとは残念ながら同じクラスにはなれなかった。

初めて登校したとき、クラスの子たちの目が少しおかしかったことにすぐに気づいた。はじめは私が誰か分からず戸惑っているのかと思っていたけど、だんだんその目は好奇心というか、少し変わったものを見る目だということが分かった。
私が入学したその女子校はお嬢様学校で知られていて、それまで通っていた中学の時のような不良は見あたらなかった。だから入学式からすでに欠席している私を、彼女らはとんでもない不良で、登校拒否していると思っていたらしい。そうじゃないということを知らせたかったが、誰もが遠巻きにしか見てくれないので、いいわけすら出来なかった。
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| 2015.04.22 Wednesday |
高校1年 2.悲しい写真

そんなもの、高校生になってまで必要なのか?と思ったが、入学してひと月が過ぎた頃、家庭訪問があった。
担任はあまり生徒の様子が分からない人のようで、私が不良だと見られていることにも気づいていなかったようだった。
「入学式の時は急病で残念でしたが、その後、登校されて、もう学校にも馴れたようです」と母に話すだけだった。
内心ホッとした。
高校に入ってまで浮いているのだということを母に知られたくはなかった。

ただ、その担任は先を見越していたのか、たまたま当たっただけなのか、そのうち私は本当に学校にもそのクラスにも馴れてきた。「おはよう」と言えば「おはよう」と答えてくれる人が出来、そのうち声をかけてくる人も出てきた。私がクラスに馴れたというよりも、クラスの子たちが私に馴れたという感じだった。
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| 2015.04.23 Thursday |
高校1年 3.テストとクラブ活動

梅雨時、高校に入って初めての中間テストがあった。
発表された成績によると、クラスで3番以内には入っているようだった。

そんな私の成績を知って、エイコが言った。
「いい成績だったね。誰に見せてもらったの?」
つまり誰にカンニングさせてもらったのだと。
そう思う輩は自分がやってるから、人にもそういう疑いをかける。成績の良い子を脅し、答案用紙をずらして見せてくれ、というようなことを言ってるのを私は知ってた。おとなしい子は反論も出来ず、脅した生徒に自分の答案用紙を見せていた。

「アンタ、人に見せてもらって良い成績とって嬉しい?私は誰かに見せてもらうくらいなら悪い成績で結構」
そんな台詞を吐いてその場を去った。背中には睨まれている視線が刺さるのを感じたが。
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| 2015.04.27 Monday |
高校1年 4.女子校について

夏休みも終わり、気がつけばもう秋と呼ばれる季節になっていた。

10月のはじめ、体育祭があった。面倒なので、玉入れや綱引きを適当にやっていればいいやと思っていたのに、そんな甘い考えは、即座にかき消された。
体育祭の前に、タイムを計るための100メートル走があり、陸上部員を除いて、そのタイムの早いものから、クラス対抗リレーやブロック対抗リレー、短距離走などに出されることになっていた。
気を抜いて走ったつもりだったのに、私はクラスで一番早かったらしく、すべてのリレーと短、中距離走に出された。

運動会当日、400メートル走の後、休憩なしで走った200メートルはキツくて心臓が口から出そうになったが、リレーはブロック対抗もクラス対抗も私のチームが優勝、そして私は出たすべての走りで一番だった。
あまりにキツかったので、翌年からは仮病を使って体育祭の日は欠席したけど。

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| 2015.04.28 Tuesday |
高校1年 5.彼との再会

高校生活も1年が過ぎた。

はじめの数ヶ月仲良くしていた、さつきちゃんやつねちゃんたちと、あれから一緒に過ごすことはなかった。
私は一匹狼と称されるようになったが、入学当初ほど恐れられることもなくなっていた。

1年が終わった春休み、中学の時の同級生から電話が入った。
「中3年の時の同窓会するんだって。日にちは来週の日曜日お昼で場所は…」
「その日は学校の用事があるんだ。ごめんね」
私は同級生からの電話を、途中で放り投げるように切った。用事があるなんて、もちろん嘘だった。
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| 2015.05.01 Friday |
高校1年 6.初めてのキスの味

ハジメと2人、喫茶店から出て、地下街のショッピングセンターをウロウロした。
彼とは中学の時、学校内ではよく話したが、放課後一緒に帰ったり休みの日に会ったりすることはなかったから、そんなふうに一緒に街を歩いたりすることはなかった。

「ハジメ、クラブは?何かやってるの?」
私の言葉にハジメは笑いながら答えた。
「実は俺も数日でクビになったんだ」
「何のクラブに入ったの?」
「野球部だよ。けど、坊主にしろって言われて、絶対嫌だって言い続けたらクビになった」
「そりゃ仕方ないよ。高校球児は坊主って決まってるんだから」
私も笑いながら言った。

「もう5時だよ。そろそろ、帰らなきゃ」
時計を見てハジメが言った。
「そ…だね」
同意はしたものの、本当はもうちょっと一緒にいたかった。
駅まで一緒に歩いたけど、もうバイバイかと思うと何を話していいか分からなくなり、そこに会話はなくなった。
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| 2015.05.09 Saturday |
高校2年 1. 2年5組

ハジメとつきあいはじめてしばらくした頃、私は高校2年生になった。

1年の時のクラスメイトは、少し目立つ子が何人かいたが、2年のクラスメイトは、そういう子は見あたらなかった。
そして私はというと2年になっても友達を作る気がしなかった。
ただ、気持ちは1年の時とは全く違っていた。私には彼がいる。恋人でもあり、一番の親友でもある彼が。彼さえいれば、学校に友達なんていなくても私は平気だ。
そう思っていた。
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| 2015.05.13 Wednesday |
高校2年 2. 怯える教師

2年になっても、門立ちの時は遅刻をしていくスタンスは変わらなかった。

その日も門立ちをスルーするため、3時限目の現国から出席した。後ろのドアから入り、いつも通り自分の机に鞄を放り投げ、席に着いた。机の中から現国の教科書をとりだして教壇を見ると教師がいない。
「あれ?西村、どこ行った?」
私が隣の席の子に聞くと、彼女は無言で窓の方を指さした。彼女が指さす方向を見ると教師は窓際で教科書を持ったまま、怯えた顔で私の方を見ていた。と次の瞬間、うっすら涙を浮かべながら教室から出て行ってしまった。

私は訳が分からなかった。私は何もしてないし、何も言ってない。でも明らかにあの教師は私を見て逃げ出したのだ。
「何なの?」
私のつぶやきに前の席の子が言った。
「西村先生、あなたが怖いんだって。この前、あなたが遅刻してきたとき、あの人怖いからいなくて良かった、みたいなこと言ってたよ」
「は??何それ」
生徒を怖がるってどういうこと?教師がいなくなってザワザワした教室で私は一人考えていた。

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| 2015.05.15 Friday |
高校2年 3. ボイコット


あの日以来、クラスの子たちは担任、風見の言うことを全く聞かなくなってしまった。
風見が教室に入ってきたら机を教科書で叩きながら「帰れ、帰れ」の大合唱。
そのうち、大半は担任の化学の授業をボイコットするようになった。教室には私を含めて4,5人程度しか残っていないという日々が続いた。
先生もはじめはいなくなった生徒を探しに行っていたが、日が経てば誰もいなくても勝手に授業を始めるようになった。
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| 2015.05.19 Tuesday |
高校2年 4. 反面教師な人たち その1

坂井という女英語教師がいた。2年の時は男性の英語教師だったが、1年の時はその坂井が担当だった。坂井は生徒に好かれたいのか、いつも生徒たちに媚びを売っていた。
例えば「聖子ちゃんは本当に英語が上手ね。彼女の英語の発音はまれに見る綺麗さだわ」などと言って、当時人気だった松田聖子の名前を挙げてみたり「今日は授業をやめてみんなで興味のあることについて話してみようか」などと生徒たちが喜びそうなことを言ってみたり。
私は、そんな坂井があまり好きではなかった。

まだ入学して間もない頃、坂井が私の服装を見て
「あなた、お侍さんみたいな格好してるのね。長いスカートは袴みたいだし、踏んづけた上履きは草履みたいで。おもしろいわ」
と笑いながら言ったことがあった。
「お気に召して頂いて嬉しいです」
私はニコリともせずに返した。そしてそのとき坂井の口元が歪んでいたことを、見逃さなかった。

そんな風に、私にはあまり好かれていなかったが、みんなは英語の授業を楽しみにしていた。
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| 2015.05.25 Monday |
高校2年 5. 反面教師な人たち その2

2年になると書道という科目が増えた。
選択科目のような書道という授業を、なぜ高校生になってまで学ぶのかよく分からなかったが、私は書道が嫌いではなかった。
おおっぴらに得意と言えるものはなかった私が、たった一つ自慢出来るのが書道だった。小学生の時から習っていて、師範免許を持っていた。

初めての書道の授業の日、担当の香月先生の視線がやけに厳しく冷たいことを感じた。
他の生徒には筆の持ち方から墨の擦り方など一人一人細かく教えるのに、私のところは通り過ぎてしまう。かといって現国の西村先生のように、私を怖がって避けているようにも思えなかった。
その日、私は一度も見てもらえず終わった。
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| 2015.05.26 Tuesday |
高校2年 6. 完敗

ロクでもない教師たちが受け持ちだった2年5組。
しかし、たった一人、私がついていこうと思った教師がいた。それは古文・漢文担当の田渕先生で年齢は還暦をすでに超えていた。

いつも通り、私は2時限目から弁当を食べていた。食べ終わると机に突っ伏して眠った。授業が終わる頃にふと前を見ると教卓には誰もいなかった。
あれ?授業終わったのかな、と思ってよく見ると田渕先生は私の横に立っていた。
「食事が終わったらお昼寝ですか…私の授業、そんなにつまらないですか」
先生は悲しい顔をしていた。

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| 2015.05.29 Friday |
高校2年 7. 私の居場所

居場所の少なかった私にも、たった一つだけ居心地のいい場所があった。
それは自分の家だった。
私は小さい頃から、自分の家が、親が、大好きだった。
そんなだから私は自分が不良で、学校で蓮っ葉な態度をとり、友達もいないということを親には知られたくはなかった。
母には、ぺったんこの鞄やかかとを踏んだ靴は誰でもやってることと納得させ、スカートはリウマチの悪化を避けるためと話した(これは事実だけど)。
出かけるときはスッピンで、外に出てからバスの中やトイレでメイクした。
母は中学の時に比べたら少し変わったという印象は持っただろうが、高校ではかなり目立つほどに悪い生徒になっているとは気づいていなかったと思う。

高校2年に入ってしばらくした頃、私は学校から歩いて10分ほどのところにあるカフェバーを見つけた。それは雑居ビルの2階にあって、あまり目立たないところだった。
見回りの教師が来てもそこまで上がってくることはなかったので、私はそこによく通った。
カフェバーで一人コーヒーを飲み、サービスで出してくれるポテトチップスを食べながらぼんやりする時間はそのときの私には必要な時間だった。
私は多分そこで高校で過ごした不良の自分をリセットしたかったのだと思う。
サラリーマンの男性が会社帰りに飲みに行くのは、ストレス解消もあるだろうが、あのときの私のように会社での自分をリセットして家に帰りたいという意味もあるのではないかと、私はあの頃からいつも思っていた。
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| 2015.06.03 Wednesday |
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