雨の街角

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人生初のバイトは… 2
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コンパニオンのバイトは前述したように良いことばかりとはいかなかった。

一番困ったのは、お酒を呑まなければいけないこと。
私は酒が一滴も呑めない。下戸ってやつだ。パーティの時は勧められても呑んではいけないのだが、宴会の仕事の時は呑まなければいけない。いや、いけなくはないが勧められて呑まないと「客の酒が呑めないのか」と気分を害される。特に自分がチーフの時は「呑めません」なんて絶対に言えない。次から使ってもらえなくなる。
無理に呑んで気分が悪くなり、電柱にもたれかかっていたところを祇園の交番に保護されたということが2度ほどあった。
「お仕事とは言え、大変ですね。お酒、弱いんですか?」警官が聞いてきた。未成年のバイトとは見破られなかったということだろう(笑)
でもそのうちこれまたお客さんに「呑まなくても呑んだふりをする上手い方法」を教えてもらい、何とかごまかす術を得た。これも社会に出てから役に立った。

お酒が嫌いなのだから、作り方も全く分からなかった。
ワンフィンガーとツーフィンが−、ロックとストレートの違いも分からなかったし、もちろんハイボールも知らなかった。「ヘネシー、ツーフィンガーで」なんて言われてもちんぷんかんぷん。
その後、勉強して意味は分かったが、ワンフィンガーとツーフィンガーを目分量で量ることが出来ず、始めは本当に指1本や2本で量っていた。
ただ、匂いを嗅ぐだけで吐き気がしてくるほどの酒嫌いだったので、作り方が分かったとしても毎回馴れなくて困った。

逆に結構早々に馴れたのがハイヒールだった。
パーティでの接待はドレスや整列したときの印象を良くするため、全員の身長を175センチに合わせていた。私は163センチだったので10センチちょっとのヒールを履いていたが、すぐにロングドレスを着て楚々と歩けるようになった。
今でも15センチくらいのヒールを見るととても懐かしく思う。特に黒いの(笑)
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| 2017.08.13 Sunday |
人生初のバイトは… 1

私が大学に入ってすぐから始めたコンパニオンのバイトは人生初のバイトだった。

アルバイト情報誌でそのバイトを見つけ、電話をかけると繁華街にあるビルの中にある事務所に来るように言われた。行ってみると綺麗どころがたくさんいて、中には時々テレビで見かける顔の人も。あとで聞くとCMタレントも抱える企画会社だということだった。
その繁華街の事務所に月末になると1ヶ月分のバイト代をもらいに行った。同じコンパニオン派遣会社でも日払いで給料を支払うところは、ちょっと怪しい場所での仕事だったり、怪しい仕事をさせられたりする。何度かヘルプで別のコンパニオン会社の仕事をして学んだことだ。

面接の数日後、採用の連絡をもらい、初仕事に行くことになった。そのときマネージャーに厳しく言われたのが「今日が初めてだと言わないこと。バイトだということも言わないように。お客さんが新人やバイトを回されたと思うと気分を悪くされるから」と。
でも私は、自分が担当したテーブルでサーバー(写真にある青椒肉絲についている大きなスプーンとフォークがサーバー)による料理のとりわけ方法が分からず、片手にスプーン、片手にフォークを持ってとりわけをして、お客さんに「君、この仕事初めてでしょ?」とバレてしまった。そのテーブルの人はとてもいい人たちばかりで、私はサーバーの使い方をこっそり教えてもらうことになった。フォークとスプーンをお箸を持つ要領で持つジャパニーズスタイルが一般的なのだが、私はお箸の持ち方が下手なので、スプーンを中指、薬指、小指で挟み、フォークを親指と人差し指で挟むウエスタンスタイルを教えてもらった。
「そう!それでいいの」「上手い、上手い!」とお客さんたちは拍手し、私の下手くそなテーブルサービスを笑いながらも励ましてくれた。
お客さんのその好意を無駄にしないよう、私は自分でサーバーを買ってきて家で次のバイトまでひたすら練習をした。その甲斐あって、次からはちゃんと片手にお皿を持って片手でとりわけが出来るようになったし、今でも食事に行ってサーバーによるとりわけが必要な時、スマートにこなせる。

あと、必要な道具としてマイ栓抜きを持って行かなければならなかった。それぞれ自分の栓抜きだと分かるように目印になるキーホルダーをつけ、それをドレスのベルト部分に引っかけてビール瓶の栓を抜く。
ビールの栓は飛ばないように上から包み込むように抜き、グラスに注ぐ時は瓶に貼られたメーカーのシールをお客さん側に向けて注ぐ。それらのことも初日のお客さんに教えてもらったことだ。
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| 2017.08.06 Sunday |
ぬいぐるみ
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私は幼い頃からぬいぐるみや人形が大好き。
買ってくるだけじゃなく、自分でもよく作ってた。フェルト生地やボアの生地を買ってきては熊やらパンダやら毎日毎日せっせと作ってた。
自分で作ったものは結婚するまでに処分したけど、買ったものやもらったものはほとんど残している。

年末に掃除をしていてぬいぐるみたちも埃を落としてやらなきゃと思い、そのついでにiPhoneで写真を撮った。

1枚目の写真に写ってるものは比較的最近のもの。トトロゾーンですね(笑)
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| 2017.01.07 Saturday |
何の脈略もない写真のようだけど
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| 2016.12.29 Thursday |
悲しくも懐かしい場所
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京都は高い建物が建てられない条例がある。
だから京都の街並を見降ろせる場所がとても少ない。
ここはそんな数少ない場所の一つ。
そして私にとっては唯一無二の悲しくも懐かしい場所。
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| 2015.11.07 Saturday |
夏の思い出 6


大学を卒業して初めて就職した先は某車会社のディーラーだった。
私はそこで営業をしていた。
車のディーラーの営業のお姉さんと言ったら、商談ルームや受付で綺麗な格好をして涼しげに過ごしている…と思ったら大間違い。
いや、そういうディーラーもあるのだろうけど、私が配属された営業所は会社一古い建物で、私が常時いるショールームには壊れたエアコンが一台、飾りのようについているだけだった。
そのため、夏は扇風機、冬には石油ストーブを焚くという、ショールームなんて名ばかりの場所だった。
営業所は、大通りの国道沿いの角地にあり、ショーウインドには燦々と太陽が照りつけ、国道を通る車からの反射した光を受け、そりゃ暑かった。
座っているだけでも汗だくになるのに、国道沿いに置かれた展示車を1日3回は掃除しなきゃならない。
朝から晩まで汗だくだった。
私はそのショールームで暑さにより、何度か意識を失った(笑)

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| 2013.09.02 Monday |
夏の思い出 5


朝早く出て来たものの、海に到着したのは昼前だった。
鞄を取ろうと私は後部座席を振り返った。その時、段ボールに入った大量の本が目に入った。
「ね、この本、何?」
「何って、今から読むんだよ」
「今からって、海で読むってこと?」
「うん、海は本を読む場所だからね」
そう言うと、彼は、車の後部座席に置いてある、ぎっしりと本が詰まった段ボールを持ち出し、車のドアをお尻で閉めた。
『変な人…何で、海に行くのに本なんて持って来るかな?それもあんなにたくさん』と私は思ったが、それを口に出すのはやめた。

「俺は理工学部専攻してるんだけどさ、得意分野は国語。現国も古文も漢文もOK。国語は何でも大丈夫なんだよね。趣味は読書だし」
「じゃ、なんで文系じゃなくて、理工学部に入ったの?」
「よくぞ聞いてくれました。得意分野に進むよりも、あえて不得意な分野に進むのって、格好よくない?前から向かってくる風を切って走るみたいな感じで」
彼は自慢げにそう言った。
「何、それ。でも私の学んでる栄養学も理数系なの。高校の時の成績、数学、科学、物理は3年間通して4か5じゃないと入れないんだよ。それにうちなんて解剖まであるの、医学部みたいに。でも、私も一番好きな教科って言われると国語なんだよね」
「じゃあ、おまえも俺と一緒で、向かってくる風を切って走ってるんだ?」
二人は顔を見合わせて笑った。

笑いが途切れないうちに私は聞いた。
「そうだ、どうして海で本なんて読むの?」
「海で本を読んだら、波の音がBGMになっていい感じなんだ。前にバイクが好きって話したでしょ?高校の頃はバイクで海まで走って、そこで本を読む、なんてことしていたけど、最近はバイトや学校が忙しくて、そんな時間もないんだ。せっかく本を買ってもなかなか読めないし、今日は久しぶりに本を読もうと思って持ってきたんだよ」
私は『ながら』で何かを出来ないタイプなので、音楽を聴きながら本を読むということはなかった。が、波の音を聴きながらいうのなら、それはすごく素敵なことに思えた。

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| 2013.08.30 Friday |
夏の思い出 4
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小学校、中学校と来たら次は高校。
けど、どれだけ思い返しても高校1年の夏休みの記憶が全くといっていいほど思い出せない。

前記事で書いたように、中学時代、あまり良い思い出がなかった私は、同じ中学の子がほとんど行かない高校を選択した。これまでの私を知らない人たちの中で、これまでとは違う人生を歩みたいと思っていたのだろうと思う。高校に入れば同じ中学の子もいなくて今までとは違う、とても楽しい学生生活を送れると思っていた。
けど…そんなことはなかった。

まず高校の入学式の数日前、病気になってしまい、高校に通い始めたのが一月近く経った頃だったところからつまずいた。高校生活に出遅れた私は、上手く友達を作れず、その後、紆余曲折があり、不良と呼ばれるようになっていた。だから楽しい高校生活を送ったとはとても言えなかった。
ただ、まじめ一本の中学までとは全く違う学生生活を送れたとは思うが(笑)
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| 2013.08.20 Tuesday |
夏の思い出 3
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中学生になった私。
小学生だった頃と夏休みの宿題もすっかり変わった。
小学生の頃にあったドリルも日記もなくなり、立体地図の作成、理科の自由研究、相変わらずあった読書感想文…
一番困ったのが音楽感想文だった。
クラッシックの音楽を1曲聴いてその感想を書くというものだったが、それまでクラッシックなど聴いたこともなく、何を聴いていいのか分からない。もちろんクラッシックのレコードなど持っている訳もなく。

そうして私は一人バスに乗って繁華街までクラッシック音楽のカセットテープを買いに行くことになったのだった。

中学に入ってすぐ引っ越したので、以前住んでいたところからは繁華街が随分遠くなってしまった。小学生の頃に住んでいた場所は繁華街までバスで15分ほどだったけど、引っ越し先からはバスで小一時間かかった。そんなに長くバスに乗ることもなければ、一人で繁華街に行くのも初めてのことだった。

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| 2013.08.15 Thursday |
夏の思い出 2
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前回に引き続き、小学生の頃の夏の思い出を。

田舎に帰るのはちょうどお盆の頃。田舎から帰るとともに、残り少ない夏休みをとても残念に思うのだけど、私には夏休み最後のお楽しみがあった。
それが「地蔵盆」だった。
地蔵盆は京都、それも市内中央部ではかなり重要な行事だった。地蔵盆とは町内に奉られているお地蔵様(写真は私が小学生の時に住んでいた町内のお地蔵様です)を祠から出していつも子供を守っていてくれることへのお礼をするというのが本来の意味なのだが、子供にとって重要なのはそこじゃなかった(笑)

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| 2013.08.08 Thursday |
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